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敗血症が重症に至ると、どうなるのでしょうか。
敗血症とは、細菌性の全身性炎症反応症候群と呼ばれるものの総称です。重症のものは放置するとショック症状を引き起こし、DIC(播種性血管内凝固)や多臓器不全などにより予後は不良です。
敗血症の主な症状としては、悪寒、全身の炎症による激しい発熱、倦怠感、鈍痛、認識力の低下(うわごとなどを言う)、血圧低下などです。重症化すると、意識が混濁して錯乱したり、系液中に血栓を生じることにより臓器障害を併発したりします。ショック症状を発症すると、その25%が死亡します。
敗血症の原因は細菌の感染ですが、細菌感染による炎症ならすべて敗血症というわけではありません。敗血症が重症化する要因としては、まず第一に患者の体力の低下が上げられます。身体の抵抗力、免疫力が弱っているところに細菌が侵入して増殖し重症化するというのが敗血症のパターンです。
敗血症は細菌性の感染症ですが、傷から細菌が血液中に侵入しただけでは敗血症に分類されません。その場合は菌血症と呼ばれます。逆に、血液中から細菌が検出されなくても敗血症と分類されることがあります。敗血症の定義は全身性炎症反応症候群で、必ずしも細菌の検出を必要としません。
サイトカインと呼ばれるタンパク質(数百種類が発見されています)が過剰に生産され、血液中に分泌された状態を高サイトカイン血症といいますが、この状態が敗血症です。そのままにしておくと人体に悪影響を及ぼし、死亡することもあります。
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